ABOUT - 奥美濃マッシェについて

STORY
最寄りのコンビニまで、車でもおよそ30分。
“日本の真ん中”にある静かな町、奥美濃・郡上市和良町。
キノコを育てるための「最高の場所」を探し求めて、
私たちがたどり着いた町です。
美しい清流と豊かな光、山々を吹き抜け
季節を知らせる風。
雨のあと山肌から湧き立つ蒸気と虹、
夜明けを幻想的に包む朝霧。
そんな和良の大自然と、ここに暮らす人々の愛情の中で
私たちは、人にも地球にも優しい食品づくりを続けます。
自然と調和し、地域に根ざし、
世代を超えて受け継がれてゆく、
持続可能な農業と安心で豊かな食の未来。
それが、OKUMINO MUSHeの願いです。
OKUMINO MUSHe
和 良 町
優しい光と清流がそそぐ郷
奥美濃・郡上市和良町
OKUMINO MUSHeの農場がある
郡上市和良町は、人口1,600人ほどの小さな町。
この町にそそぐ光と水が、風味豊かなキノコを
育てるために欠かせない存在です。

標高500mに近い山間の町にそそぐ太陽の光。
春はうららかに草木を包み、冬は雪を輝かせます。
夏の夜には和良蛍と呼ばれるホタルの光。
6月初めから7月にかけて、ゲンジボタルやヘイケボタルが川のほとりで乱舞する幻想的な風景が見られます。
この町の季節は、二つの光に照らされて彩を増すのです。

清流の郷としても名高い和良町。
幾度も日本一に輝くブランド鮎「和良鮎」の産地である和良川と、OKUMINO MUSHeの農場傍を流れる上流の鬼谷川には、特別天然記念物のオオサンショウウオが棲息します。
近隣に鍾乳洞が点在し、一帯が石灰岩の地質。川の水には多くのミネラルが含まれ、水生生物を豊かに育んでいます。
OKUMINO MUSHe
自然開放型菌床栽培
成長を、穏やかに待つ
そんな姿勢が生む
味わい深いキノコたち
OKUMINO MUSHeのキノコは、
「ほぼ自然に近い状態」で生産されます。
一般的な菌床栽培では人工的に温度・湿度を
管理することが多いのに対し、
外気や霧の恵みをふんだんに取り入れるのが、
私たちの自然開放型菌床栽培の特徴です。
早く大量に収穫するための過度な管理は行わず、
キノコ自身の成長を温かく待つ。
そのため収穫量に限りがありますが、
一つひとつが肉厚で、栄養価の高いキノコが育ちます。
しかし、まったく手をかけずに放置しておく
ということではありません。
ハウスに備えられた散水システムにより、
適切なタイミングで適量の水分が
与えられますし、
一部にはスピーカーを設置し、音楽を流す試みも。
「キノコを人と同じ生き物と考え、
より快適な環境を提供してあげたい」
という私たちの思いです。
OKUMINO MUSHe
SDGs
OKUMINO MUSHeが
見つめる
一歩先のこと
OKUMINO MUSHeを、次世代へ
どんなに優れたものを創っても、
継承者がいなければいつかは終わってしまいます。
OKUMINO MUSHeは次世代に受け継がれる継承型生産を意識し、若いスタッフを中心とした雇用や、地域の子どもたちの興味を喚起するためのイベント開催にも取り組んでいます。
地球にやさしい循環型農業
キノコを収穫し終えた菌床ブロックは、
廃棄物となってしまうことがほとんどです。
しかし、OKUMINO MUSHeを運営するCANホールディングス株式会社は傘下の有機肥料メーカー、グループ企業とも連携して、使用後の菌床ブロックを有機肥料へ変えて畑に還元しています。
子どもたちの未来を守る
未来を創る子どもたちを守るため、国内で子どもに
食事を提供する施設等への食材寄付も行っています。
CANホールディングス株式会社とグループ各社は、関係先の食品メーカーの協力も得て、OKUMINO MUSHeの生産物に限らずさまざまな食材を寄付していきます。